「マオリの言葉で「夜明けの空」　マーティンボローのパイオニア」

【ワイナリー】
マオリ語で”夜明けの空”、 “新たな始まり”を意味するアタ·ランギは、 1980 年、牧⽺農家だったアタ･ランギの創設者クライヴ･ペイトンが マーティンボローの町の端にある５ ha ほどの石ころだらけの放牧地 にブドウを植えたのが始まり。アタ･ランギでは殺⾍剤、化学肥料、除草剤などは使⽤せず、調合剤 やワイルドフラワー、地下の自然の土を掘り起こし散布するなど 、有機栽培と一部バイオダイナミック栽培を採用。ISOが発⾏する、環境マネジメントシステムISO14001に認定。すべての自社畑は 2014 年に NZ のオーガニック認証機関バイオグロ（Bio Gro）認定。

【醸造について】
全房発酵40％。自生酵母で15-23日間かけて自然発酵。プレス後、樽にてMLF。フレンチオーク樽（新樽35%）で11ヶ月間熟成、ブレンド後さらに8ヶ月間熟成。

【ソムリエからのコメント】
しっかり樹上で熟したプラム、桑の実に続いて、エキゾチックなスパイス類、甘草など様々なアロマが複雑かつ華やかに香る。しなやかで力強い骨格が凝縮した果実を貫き、きめ細かいタンニンがストラクチャーを形成し、⻑い余韻がある。古典的なアタ・ランギ・ピノ・ノワールの優雅さを引き立てている。

A variety of aromas such as exotic spices and licorice, followed by well-ripened plums and mulberries, are complex and gorgeous. A supple, powerful skeleton pierces the concentrated fruit, fine-grained tannins provide structure and a long finish. It complements the elegance of the classic Ata Rangi Pinot Noir.

【オススメのペアリング】
しっかりとした芯のある味わいには地鶏を炭火焼きにし同じく強い味わいを合わせることでさらに相乗効果が生まれます。またバーベキュースタイルで豪快に焼き上げることでもボリュームを合わせることができマッチします。温度はやや冷やし目の14度から香りがふんだんにでてくる22度あたりまで幅広く楽しむことができます。