『標高1200mの畑から生まれるピノノワールの新しいスタイル』

【土壌】
赤粘土石灰質土壌

【醸造】
天然の野生酵母を使用して低温で発酵。 フレンチオークの新樽（80％）16ヶ月間熟成させ、ノンフィルターで2019年9月ボトリング。2021年までさらにボトルでの熟成を経て出荷。

【ワイナリー】
2007年開業。中国で最も評価の高い地域であるニンシア地区のヘレン山地(標高1200m)に位置する家族経営のワイナリー。年間降雨は200mmと極僅か。家長の娘エマ ガオは2003年にボルドーのシャトーカロンゼギュールの元醸造責任者ティエリー カタード氏と結婚。現在この2人が主体となりワイナリーを運営。

【ソムリエからのコメント】
縁にやや淡いオレンジのタッチを見せる淡めのチェリーレッド。やや濁りがある。熟したサワーチェリーやドライクランベリーの香りにしおれたバラの華やかな香りがトップに広がる。そこに酸化のニュアンスを感じる干しプラムやシソの葉が重なり、シナモンの様なスイートスパイスの香りが複雑性と奥行きを出す。爽やかでシャープな酸とシルキーなタンニン。中盤から後半にかけて酸が伸びていき、赤い果実のフレーバーと調和する。アルコールのボリュームは穏やか。発展的でフィニッシュに旨味を伴う。

 A pale cherry red with a slightly pale orange touch on the edges. Cloudy. Ripe sour cherries, dried cranberries and withered rose spreads to the top. Dried plums and perilla leaves with nuances of oxidation overlap there, and the aroma of sweet spices like cinnamon adds complexity and depth. Refreshing and sharp acid and silky tannins. The acid grows from the middle to after and harmonizes with the flavor of the red fruit. The volume of alcohol is medium. Evolving, and finish of this wine can be felt Umanmi taste.

【オススメのペアリング】
やや冷やしめ15度で・・・牛粗挽きとマッシュルームの焼き餃子

セラー出し18度で・・・トマトをたっぷり入れたビーフシチュー