『ワインガイド「Platter’s」で5ツ星を獲得する南アで最も冷涼な地、エルギンのスター生産者』

【ワイナリー　について】
オーク ヴァレーは、南アフリカで最も冷涼なワイン産地であるエルギン地区を拠点とする造り手です。南アフリカのワインガイドブック「Platter’s」でも5ツ星を獲得しており、名実ともにトップクオリティの生産者です。ワイナリーは1898年に創設されており、歴史と品格を兼ね揃えたプレミアムなワインを作り続けています。標高1181mあるグリーンランドマウンテンの中腹にあたる標高300-500m一帯にブドウ畑が広がっています。
今やオーク ヴァレーは、マスター オブ ワインで英国の女性ワイン ジャーナリストのジャンシス ロビンソン氏、米国のロバート パーカー氏、英国のティム アトキン氏などからも絶賛される南アフリカが誇る一流のワイナリーとして名を馳せています。

【ワインについて】
樹齢が20年以上になる4つのピノ・ノワールのクローンを使用して作られるコストパフォーマンスに優れたエルギン産のピノ・ノワールです。海からは約20km離れた標高430mの位置にブドウ畑があります。冷涼な地域でありながらも日照量が豊富でないと栽培することが出来ないピノ・ノワールに適したテロワールがオーク・ヴァレーには存在します。ワイン名は、大自然の中にある”静けさ”を意味しています。

【ソムリエからのコメント】
外観は、透明感があり深みも感じる深紅。香りは華やかでチャーミングながらしっかりと熟したラズベリーの香りが食欲をそそります。ややグリーンの印象を感じるヴェジェタルな香りは全房発酵によるものか、奥行きと複雑性を与えています。味わいは優しいアタックから伸びやかな酸味が特徴的です。香りの膨らみそのままに味わいの中盤から余韻にかけて非常に充実感のある果実味と旨みが混ざりあい、ポテンシャルの高さを実感できます。素晴らしくハイコストパフォーマンスをみせる一本です。

【おすすめのペアリング】
親しみやすくチャーミングな印象ながら、しっかりとした味わい深さもあるピノノワールには、鶏もも肉と根菜の煮付けのような、少し甘さがありヴォリュームがある和食との相性が良いでしょう。醤油やみりんを使った料理がおすすめです。少し冷やし気味の14度くらいでお楽しみください。