『抽出はソフトに、樽香は抑え気味に　進化するアンリ・ジャイエの系譜』

【土壌】
泥土が多い石灰岩粘土土壌

【ドメーヌ】
モレ・サン・ドニに本拠を構える。自社畑は10ha。有機栽培の肥料を極力使用し、農薬の使用量を最小限に抑えるリュットレゾネ農法を実施。すべての房を2つに切り、中心の隠れ腐敗や未熟な果粒の有無を厳格に確認した上で、完璧なブドウのみを残す。低温マセラシオンを5～7日間。熟成はトロンセとベルトランジュ産のミディアムトーストのオーク樽を用い、ACブルゴーニュからグラン クリュの平均で20～30％を新樽、残りを1～2年の古樽を使用。

【ソムリエからのコメント】
赤黒系果実やスミレ、チョコレートなどのノートにスパイスやミントのニュアンスの複雑な花のアロマが芳醇に香り、シルキーで心地よい果実味や旨みが滋味深く広がる味わいに長い余韻。柔らかく滑らかなタッチ。

The complex floral aroma of spices and mint nuances is mellow with notes of red and black fruits, violets, and chocolate. Soft and smooth touch.

【オススメのペアリング】
味わいは強く食感は優しいワインには牛フィレ肉をパイ包焼きにし、しっとりとした食感に仕上げ、黒トリュフをたっぷり使ったソースペリグーが最高のマリアージュです。22度前後でお楽しみください。

年間1700-1800本生産