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『ワイン産地別、解説とおすすめワイン』 アメリカ編【ソムメモ】

『ワイン産地別、解説とおすすめワイン』 アメリカ編【ソムメモ】

『産地別、解説とおすすめワイン』 アメリカ編

ワインの味わいの違いを最も左右する『生産地』。

ピノノワールは非常に繊細なブドウ品種であるため、この 『生産地』 ごとの土壌や気候造り手などの特徴がはっきりでます。

産地ごとにワインを選ぶこともピノノワールワインを楽しむ醍醐味の一つです。

”ソムメモ 産地別、解説とおすすめワイン”シリーズでは産地ごとのピノノワールの特徴とCLUB PINOT NOIRおすすめ商品を紹介致します。 

今回は、”多様性とパワフルな味わい”が楽しめるアメリカのピノノワールについて。

ぜひあなたにピッタリのワインをお探しください!

広大な土地と最新テクノロジーを駆使して造られる、高品質なアメリカワイン

広大な土地と最新テクノロジーを駆使して造られる、高品質なアメリカワイン

アメリカはその広大な土地を生かして様々な州でワインの生産が盛んに行われており、ピノノワールの生産地としても世界的に有名です。

代表的なカリフォルニアは海からの影響でピノノワールに非常に適した冷涼な気候でワイン造りができるため、フルーティーで豊かな味わいが楽しめます。
また軽やかで爽やかな味わいのオレゴン州、やや酸味の強いワシントンなど同じアメリカでも多様性に富んだワインを楽しむことができます。

また造り方にも、伝統的な醸造方法や土壌に即したワインを造るヨーロッパに対して、アメリカでは多様性が見受けられます。

ブドウ栽培とワイン醸造が分業されていることから研究や技術を新しく導入しやすいアメリカでは、広大な土地で最新のテクノロジーを駆使してワイン造りが行われています。

農薬や肥料の使用を最小限に抑えた環境に配慮したブドウの栽培技術や、自動化されたワイン製造技術。

ワインの品質をモニタリングするためのセンサーや品質管理のためのデータベースなど。

また、マーケティングにおいてもアメリカのワイナリーでは、販売促進のためのウェブサイト、SNSやオンライン広告、CRM(顧客関係管理)ソフトウェアを活用しており、アメリカワインの発展が進められています。

アメリカのピノノワール 3つの味わいポイント

アメリカのピノノワール 3つの味わいポイント

アメリカのピノノワールの味わいについて3つのポイントを解説します。

①土壌と気候条件による異なる味わい

アメリカのピノノワールは、異なる土壌と気候条件によって、多様な味わいを持ちます。例えば、カリフォルニア州のピノノワールは、暖かい気候と豊かな土壌によって、果実味が豊かでスパイシーな風味を持ちます。一方、オレゴン州のピノノワールは、涼しい気候と肥沃な土壌によって、酸味が強く、フルーティーな風味を持ちます。

②香りの複雑さと豊かな果実味

アメリカのピノノワールは、一般的に軽快でフルーティーな印象を与えます。果実味が豊かで、タンニンや酸味は控えめであるため、比較的飲みやすいワインに仕上がります。しかし、果実味の豊かさによって、コクや深みも感じられます。

また、アメリカのピノノワールは、複雑な香りの要素を持ちます。主に赤い果実の香りが強く、さらにスパイスや花などの香りのニュアンスも感じられます。また、木樽で熟成させることで、バニラやトーストの香りも加わります。このような複雑な香りは、ピノノワールの魅力の一つとなっています。

③新世界スタイルの表現

アメリカのピノノワールは、新世界スタイルと呼ばれるスタイルを表現することが多いです。このスタイルは、果実味が強く、香りの複雑さを追求し、タンニンや酸味を抑えることで、飲みやすく洗練されたワインに仕上げるスタイルです。

また、近年では、料理との相性も考慮された味わいのスタイルを追求しており、より洗練され、ワインファーストではなく、フードペアリングを重視した、高すぎないアルコール、抑制されたボディ、質の高い酸味を持つワインも多く生産されており、新世界スタイルの中でも最先端を行く産地として君臨しています。

CLUB PINOT NOIR おすすめアメリカワイン

※入荷状況によって取り扱ってない場合もございます。

【おすすめアメリカワイン①】 『フォーヴァインズ/ザ マーヴェリック ピノノワール Four Vines / The Maverick Pinot Noir』

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肥沃な農地と豊富な牧場を持つカリフォルニア州、エドナ ヴァレーから生まれた個性溢れる一本。この地に行き着くのは、農民をはじめとしてカウボーイや芸術家など、活気あふれる個性的な人々ばかり。ユニークな感性を活かした先鋭的なワイン造りが特徴的です。

醸造はワインに青臭さを残さないよう房ごとに除梗。色と風味を引き出すため数日間の低温浸漬。発酵は小さなタンクにて、頻繁にパンチダウンを行い、発酵が終わり次第ワインをプレスします。フレンチオークの樽に移し、11ヵ月間熟成ののちにボトリング。

ワインには、ラズベリー、クランベリー、ハイビスカスの鮮やかなアロマが漂います。絹のように滑らかでジューシーな口当たり、かすかに赤い果実とほのかなチェリーコーラの余韻。エレガントなフレーバーとさわやかな酸味を持つ、生き生きとした表現力のある一本です。

クミンやターメリックのスパイスを効かせた牛ホホ肉の赤ワイン煮込みや、熟成した旨味のあるコンテチーズなどと一緒に、少し高めの温度でヴォリューム感を出して楽しむとよいでしょう。

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【おすすめアメリカワイン②】 『レイバーン ワイナリー / ピノノワール ロシアンリヴァーヴァレー Raeburn Winery / Pinot Noir Russian River Valley』

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2014年設立の新鋭のワイナリー。ラベルのシラサギの紋章は熱心な環境保護活動家で野鳥観察家のメーカーの母の影響からです。サステイナブルな栽培、醸造にも取り組み中で、レイバーン=「水飲みの川」の意を表します。

醸造は、早朝の涼しい時間帯に手摘みで収穫。除梗のあと色と風味を高めるために数日間低温浸漬。発酵はオープントップの小さな容器にて、色と構造を強化するために毎日2回のパンチダウン。穏やかにプレスした後、数回の澱引きを行い、フレンチオークの新樽(25%)に移し、11ヶ月間の熟成を行います。

ワインは、鮮やかな真紅色。フレッシュなレッドベリーと野性的なポインズンベリーの香りにベーキング・スパイスとバニラの心地よい甘さを伴った香りが魅惑的な印象を与えます。パリッとキレのある酸味がアタックからアフターまで続き、ジューシーなタンニンとブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリーの果実味とローストしたヘーゼルナッツのフレーバーが余韻まで長く続きます。とても充実感ある一本です。

表面をさっと炙ったマグロにマスタードソースを合わせた料理や、蝦夷鹿を低温調理したハムにツナのトンナートソースを合わせた料理などとハーモナイズします。

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【おすすめアメリカワイン③】 『ディストリクト 7 / ピノノワール District 7 / Pinot Noir』

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1972年以来、モントレー・カウンティに広大なブドウ畑を所有するシャイド・ファミリーが始めた自社ブランドです。カリフォルニア州に17ある気候・地形・土壌区分で、モントレー・カウンティが7番目にあたることから、ディストリクト7と命名されました。

モントレー・カウンティの冷涼地区サリナス・ヴァレーにまたがる2つの自社畑から生産されます。100%除梗、ステンレスタンク発酵でフレンチオーク樽で10ヶ月熟成を行います。

ワインは、深みのあるチェリーレッド。プラム、チェリー、ラズベリーのやや熟した香りとオーク樽由来の上品なバニラの香りが調和。森林のような深みのあるグリーンのトーンがアクセントになります。活き活きした酸味と適度な果実のヴォリューム感が充実した口当たりを生み、ややタイトなタンニンが若さを感じさせ、オークの甘やかなフレーバーとバランスをとります。

豚バラ肉と野菜のコチュジャン炒めや、四川風麻婆豆腐 山椒の香りを加えたようなスパイシーな料理と相性が抜群です。

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さいごに

いかがでしたでしょうか?アメリカのピノノワールと一言にいっても、産地の個性、造り手のフィロソフィーによってスタイルは異なります。また近年では、ワイン単体としてではなく、料理と合わせたシーンを想定したワイン造りも行われており、より洗練され、抑制されたワイン造りが広く行われています。

CLUB PINOT NOIRでは、様々なスタイルを持ったアメリカのピノノワールをご用意しております。是非いろいろとお試し頂き、自身に合った一本をお探しください。

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